韓国3月下旬気温の特徴と観光のポイント！服装選びに役立つガイド

皆さん、こんにちは！

春の訪れとともに旅行プランを考え始める方も多いのではないでしょうか。

特に韓国旅行を検討している方にとって、3月下旬の気温や天候を知ることは旅の準備に欠かせません。

韓国は日本と近い位置にありながらも、少し気候が異なるため、事前に把握しておくと安心です。

この記事では、韓国3月下旬の気温の特徴や地域ごとの違い、おすすめの服装、観光スポットなどを詳しくご紹介します。旅行の計画を立てる際の参考にしてくださいね！

※最新の情報と異なることもあるのでご了承ください

韓国3月下旬気温の基本情報と特徴

韓国の3月下旬といえば、冬から春への移行期であり、日に日に暖かさを感じられる時期です。平均気温は地域によって異なりますが、ソウルを例にとると日中は10℃〜15℃程度まで上昇し、朝晩は5℃前後まで下がることが多いです。この時期の韓国は春の訪れを感じつつも、まだ冷え込みがある日もあり、一日の寒暖差が大きいのが特徴です。

また、気候の変動も激しく、晴れた暖かい日が続くと思いきや、突然冷え込んだり、春雨が降ったりすることもあります。統計的には3月下旬の降水量はそれほど多くはありませんが、突然のにわか雨に備えて折りたたみ傘を持っておくと安心です。

興味深いのは、韓国では桜の開花も3月下旬から始まることが多く、特に南部地方から徐々に北上していきます。ソウルでは例年4月初旬が見頃ですが、気候変動の影響で3月下旬に開花することもあります。日本と比べると若干遅めの開花時期ですが、桜を追いかけて南から北へ旅行するのも素敵ですよね！

この時期の韓国は、冬の乾燥した空気から徐々に湿度が上がり始め、肌触りも柔らかくなってきます。ただし、黄砂や微細粉塵（PM2.5）の影響が出ることもあるので、敏感な方はマスクを持参すると良いでしょう。私も韓国旅行時には必ずチェックしていますが、空気質情報アプリを入れておくと便利です！

ソウルの3月下旬の気温と天候

韓国の首都ソウルは、3月下旬になると冬の寒さがようやく和らぎ始め、春の訪れを感じられるようになります。平均気温でみると、最高気温は12℃〜16℃程度、最低気温は2℃〜6℃前後となることが多いです。日中は比較的過ごしやすい気温になりますが、朝晩はまだまだ冷え込みがあります。

ソウルの3月下旬の特徴として、「三寒四温」と呼ばれる気温の変動があります。これは、3日ほど寒い日が続いた後に4日ほど暖かい日が来るという周期的な変化のことで、この時期によく見られる現象です。そのため、旅行中に急に気温が下がることもあるので、重ね着できる服装を準備しておくと安心です。

また、ソウル市内では場所によって気温差があることも知っておくと便利です。例えば、北漢山などの山の近くや高地にあるエリアは市内中心部よりも2〜3℃ほど気温が低い傾向があります。一方で、明洞や東大門などの繁華街は人や建物の熱で若干暖かく感じることもあります。

私が昨年3月下旬にソウルを訪れたときは、日中は上着を脱ぎたくなるほど暖かい日もあれば、終日コートが手放せない肌寒い日もありました。特に夕方以降は急に冷え込むことが多かったので、ショッピングやグルメを楽しむ際も羽織るものを持ち歩くことをおすすめします！

釜山など南部地域の3月下旬気温

韓国南部に位置する釜山は、ソウルよりも緯度が低く、海に面していることから一般的に気温が2〜3℃ほど高めです。3月下旬の釜山では、最高気温が15℃〜18℃、最低気温が6℃〜10℃程度となることが多く、比較的過ごしやすい気候となっています。

海に面した釜山の特徴として、海風の影響を受けやすいということがあります。晴れた日でも風が強いと体感温度が下がることがあるので、風を通しにくい素材のアウターがあると便利です。特に海雲台や広安里ビーチなど海沿いの観光スポットを訪れる際は、風対策を忘れないようにしましょう。

釜山以外の南部地域、例えば光州や大邱なども釜山と同様に3月下旬はソウルより暖かい傾向にあります。特に大邱は「韓国のアフリカ」と呼ばれるほど暑いことで知られる都市で、3月下旬でも日中は20℃近くまで上がる日もあります。

南部地域の嬉しいポイントは、桜の開花が早いこと！3月下旬は慶州の佛国寺周辺や鎮海軍港祭など、桜の名所で美しい花見を楽しめる可能性が高いです。私が一昨年訪れた鎮海では、ちょうど満開の桜のトンネルが形成されていて、日本とはまた違った雰囲気の桜祭りを楽しむことができました。桜と共に春の訪れを感じられるのは南部地域の大きな魅力だと思います！

済州島の3月下旬気温の特徴

韓国の最南端に位置する済州島は、本土とは異なる海洋性気候を持ち、3月下旬の気温も他の地域と比べて穏やかな特徴があります。この時期の済州島では、最高気温が15℃〜20℃、最低気温が8℃〜12℃程度まで上がり、韓国内でもっとも温暖な気候を誇ります。

済州島の3月下旬は、カメリアや菜の花などが満開となり、春の訪れを強く感じられる季節です。特に済州島の代表的な観光スポットである城山日出峰周辺では、菜の花畑が広がり、黄色い花と青い海のコントラストが見事な景色を楽しめます。ただし、島という性質上、風が強い日が多いので、風を通しにくいウインドブレーカーなどを持参すると快適に観光できます。

興味深いのは、済州島内でも場所によって気温差があることです。島の中央に位置する漢拏山周辺は標高が高いため、麓より5℃以上気温が低くなることがあります。漢拏山をハイキングする予定がある方は、山の天候変化にも対応できる服装を準備しておくと良いでしょう。

また、済州島の3月下旬は海水温が徐々に上昇し始める時期ですが、まだ水泳には適さない温度（15℃前後）のことがほとんどです。しかし、サーフィンやウィンドサーフィンなどのマリンスポーツを楽しむ人々も見かけます。私が訪れたときは、ウェットスーツを着用したサーファーたちが気持ちよさそうに波に乗っていたのが印象的でした！海を眺めながらのカフェタイムも、まだ観光客が少ないこの時期ならではの贅沢かもしれませんね。

韓国3月下旬の日中と夜間の気温差

韓国3月下旬の特徴として特に注意したいのが、昼夜の寒暖差です。日中と夜間で平均10℃程度、時には15℃以上の気温差があることも珍しくありません。ソウルを例にとると、日中は15℃を超える暖かさでも、夜になると1℃〜5℃まで下がることがあります。

この大きな寒暖差は、服装選びを難しくさせます。日中の活動中は薄手のジャケットやカーディガンで十分でも、夕方以降は中厚手のコートが必要になることもあります。韓国の若者たちは、この時期に「脱いだり着たりできる」重ね着スタイルを上手に取り入れているのをよく見かけます。

また、室内と屋外の温度差も大きいことにも注意が必要です。韓国の建物内は暖房が効いていることが多く、屋外との温度差で体調を崩しやすくなります。特に地下鉄駅構内やショッピングモールなどは暖かく設定されていることが多いので、簡単に脱ぎ着できる服装が便利です。

個人的な経験では、3月下旬のソウル旅行中、昼間は春らしい陽気で薄手のジャケット一枚で快適だったのに、夜のナイトマーケットでは思わず震えるほど冷え込んだことがあります。カイロを持っていて本当に助かりました！夜遊びやショッピングを楽しむ予定がある方は、コンパクトなカイロや折りたたみ可能な薄手のダウンなどを持参すると、急な冷え込みにも対応できますよ！

韓国3月下旬気温に合わせた旅行の準備と注意点

韓国の3月下旬を快適に過ごすためには、気温の変化に柔軟に対応できる準備が必要です。この時期は春と冬の境目で天候が変わりやすく、一日の中でも寒暖差が大きいため、服装選びには特に注意が必要です。基本的には、重ね着を基本としたコーディネートがおすすめです。

まず、持っていくべき服装としては、長袖のカットソーやニット、薄手から中厚手のジャケットやコート、マフラーやストールなどが挙げられます。特にカーディガンやパーカーなど、簡単に脱ぎ着できるアイテムは重宝します。下着は保温性の高いものを選ぶと良いでしょう。

靴は歩きやすいスニーカーや足首までカバーするブーツなど、少し肌寒さを感じても大丈夫なものがおすすめです。韓国は歩く機会が多い国なので、履き慣れた靴を持って行くことが快適な旅のポイントです。

また、天候の変化に備えて、折りたたみ傘やレインコートなども用意しておくと安心です。特に春雨が降ることもあるので、突然の雨にも対応できるようにしておきましょう。さらに、この時期は微細粉塵（PM2.5）や黄砂の影響を受けることもあるため、マスクを持参することも大切です。

私が韓国旅行で重宝したのは、大判のストールです。朝晩の冷え込み時にはマフラー代わりに、日中暖かくなったらバッグに入れられ、さらに急な雨や風から髪を守ることもできました。多機能なアイテムは旅行の荷物を減らす助けにもなりますよ！

3月下旬の韓国旅行におすすめの服装

韓国3月下旬の気温に適した服装をもう少し具体的に見ていきましょう。基本的には「レイヤードスタイル」が最適です。これは、薄手の衣類を何枚か重ねて着ることで、気温の変化に合わせて調整できる着こなし方です。

インナーには、吸湿性と保温性を兼ね備えた素材（例：綿、ウール混合、ヒートテックなど）の長袖Tシャツやカットソーがおすすめです。その上にニットやセーター、さらにジャケットやコートを羽織るスタイルが基本になります。日中暖かくなったら上着を脱いで調整できますし、夕方以降冷えてきたら再び羽織ることができます。アウターは春らしい軽めのトレンチコートやジャケットがおすすめですが、肌寒い日に備えて薄手のダウンコートやダウンベストなども持っていくと安心です。

下半身は、ジーンズやチノパン、スキニーパンツなどが定番です。女性の場合は、タイツやレギンスと組み合わせたスカートやワンピースも良いでしょう。ただし、ミニスカートだけだと肌寒く感じる日もあるので、厚手のタイツを合わせるか、脱ぎ着できるレギンスを用意しておくと便利です。

靴下は意外と重要なアイテムです。足元から冷えを感じやすいので、少し厚めの靴下を選ぶと快適に過ごせます。靴は歩きやすいスニーカーやブーツがおすすめです。特に韓国旅行では観光やショッピングで歩く機会が多いので、履き慣れた靴を持って行くことが大切です。

小物類では、大判ストールやマフラー、ニット帽、手袋（薄手）などがあると便利です。特にストールは、首元の防寒だけでなく、日中暑くなったらバッグにしまえますし、急な雨風から髪を守ることもできる万能アイテムです。

私が昨年の3月下旬に韓国を旅行した時は、日中はトレンチコート、夜は薄手のダウンジャケットを活用していました。特に便利だったのは、コンパクトに畳めるダウンベストで、バッグに入れておいて、冷える夕方から夜にかけて重ね着として使っていました。韓国の若者たちもこの時期は重ね着スタイルが多く、彼らのファッションを参考にするのも楽しいですよ！

3月下旬に訪れたい韓国の観光スポット

韓国3月下旬の気温は、観光に適した過ごしやすさがあります。この時期ならではのおすすめ観光スポットをいくつかご紹介します。まず注目したいのは、徐々に開花し始める桜の名所です。

南部地方では3月下旬から桜が咲き始め、特に鎮海軍港祭は韓国を代表する桜祭りとして知られています。鎮海区の余佐川と慶和駅周辺には約36万本もの桜が植えられており、約4kmにわたる桜並木のトンネルは圧巻です。2023年の祭りは3月25日から4月3日まで開催され、夜間のライトアップも幻想的でした！

ソウル近郊では、汝矣島（ヨイド）の春の花祭りも人気です。例年4月初旬がピークですが、3月下旬から少しずつ桜が開花し始めます。ハンガン公園沿いの桜並木は、都会の景観と桜のコントラストが美しく、地元の人々に混じってピクニック気分も味わえます。

また、この時期の韓国は観光ハイシーズン前のため、有名観光地も比較的空いていることが多いです。景福宮や昌徳宮などの古宮も、夏の暑さや冬の厳しい寒さがなく快適に見学できます。私が訪れた時は、昌徳宮の後苑（秘苑）ツアーに参加しましたが、春の芽吹きが始まった庭園の景色は格別でした。

自然を楽しみたい方には、済州島の城山日出峰（ソンサンイルチュルボン）周辺もおすすめです。3月下旬には菜の花が満開となり、黄色い花畑と青い海、そして城山日出峰の緑のコントラストが美しい景観を楽しめます。風は少し強いですが、晴れた日の景色は本当に絶景です！

さらに、この時期から屋外カフェやテラス席でのんびり過ごすのも気持ちいいです。特にソウルの北村韓屋村や三清洞（サムチョンドン）、益善洞（イクソンドン）などのおしゃれなカフェで、温かい飲み物を片手に春の訪れを感じるのは格別ですよ。

3月下旬の韓国旅行で気をつけるべき天候の変化

韓国3月下旬の旅行で注意すべき点として、天候の変化があります。この時期は一日の中でも、また日によっても気温が大きく変動するため、天気予報をこまめにチェックすることが大切です。

まず、急な気温の低下に備えることが重要です。3月下旬でも寒気が南下してくることがあり、前日までは暖かくても翌日には気温が10℃近く下がることもあります。特に「三寒四温」と呼ばれる周期的な寒暖の繰り返しが見られるので、旅行前に1週間程度の天気予報をチェックしておくと良いでしょう。

また、春雨（春霖）と呼ばれる細かい雨が降ることもあります。降水量自体は多くないことが多いですが、折りたたみ傘やレインコートなどを持っていくと安心です。特に、ソウルなどの都市部では突然のにわか雨に見舞われることもあるので、少し曇り始めたら雨具を用意しておくと良いでしょう。

風も要注意です。特に海沿いのエリアや高台、山の近くでは風が強く吹くことがあり、体感温度を下げる要因になります。風を通しにくい素材のウインドブレーカーやジャケットがあると便利です。

もう一つ注意したいのが、この時期に発生することがある黄砂や微細粉塵（PM2.5）です。特に韓国南部からの旅行者には馴染みが薄いかもしれませんが、空気が悪い日はマスクを着用したほうが良いでしょう。韓国のニュースや天気予報アプリでは大気質情報も確認できるので、チェックしておくことをおすすめします。

私が3月下旬に訪れた際には、予報では晴れだったのに急に冷たい風と共に小雨が降ってきて驚いたことがあります。幸い折りたたみ傘を持っていたので大丈夫でしたが、天候の変化に備えて雨具は必ず持参することをおすすめします！また、スマートフォンの天気アプリを韓国用にダウンロードしておくと、現地の最新情報をチェックできて便利ですよ。

地域別3月下旬の気温に合わせた旅行計画のポイント

韓国の地域によって3月下旬の気温は異なるため、訪問先に合わせた旅行計画を立てることが大切です。それぞれの地域特性を活かした旅行プランのポイントをご紹介します。

【ソウル・北部地域】
北部地域は他の地域と比べて若干気温が低いので、防寒対策をしっかりと。特に朝晩の冷え込みに注意しましょう。この時期のソウルでは、屋内と屋外のアクティビティをバランスよく組み合わせるのがおすすめです。例えば、午前中に景福宮や北村韓屋村などの観光スポットを訪れ、肌寒くなる夕方以降は明洞や東大門などのショッピングエリアや室内施設を楽しむといった計画が良いでしょう。また、汝矣島（ヨイド）などの桜スポットは3月末から徐々に開花し始めるので、旅の終わりに訪れると良いかもしれません。

【中部・西部地域】
仁川や水原などの中部・西部地域は、ソウルとほぼ同じ気温ですが、沿岸部は風が強いことがあるので注意が必要です。仁川の月尾島や水原華城など、屋外の観光スポットは日中の暖かい時間帯に訪れるのがおすすめ。特に水原華城は城壁を一周するのに2〜3時間かかるため、防風対策をしっかりとして、日中の暖かい時間帯に訪れると良いでしょう。

【南部地域】
釜山、慶州、鎮海などの南部地域は比較的温暖で、3月下旬は桜の開花シーズンと重なることが多いです。この地域では、桜の名所を中心に旅程を組むと素敵な旅になります。特に鎮海の桜まつりや慶州の普門湖周辺は見逃せません。海沿いの釜山では風を考慮した服装が必要ですが、日中は比較的暖かいので、海雲台ビーチや広安里ビーチの散策、甘川文化村などの丘の上の観光スポットも楽しめます。

【済州島】
韓国本土より気温が高い済州島は、3月下旬から本格的な春の訪れを感じられるスポットです。この時期は菜の花やカメリアが見頃を迎え、城山日出峰や牛島など自然を楽しむスポットがおすすめ。島内は風が強いことが多いので、風を通しにくい上着を持参すると良いでしょう。また、漢拏山などの高地は気温が低いので、標高の高い場所を訪れる予定がある場合は、重ね着できる服装を準備することが大切です。

私の経験からすると、韓国3月下旬の旅行では、1日のうちで訪問先の順序を工夫することも大切です。朝晩の寒い時間帯はホテル近くのカフェや室内施設で過ごし、日中の暖かい時間帯に屋外スポットを訪れるという組み立て方が快適でした！特に桜や春の花を楽しみたい方は、日中の13時〜15時頃が最も暖かく、写真撮影にも適した時間帯ですよ。

韓国3月下旬気温と夜間の観光プラン

韓国の3月下旬は日中と夜間の気温差が大きいため、夜の観光をする際には特に防寒対策が必要です。しかし、適切な準備をすれば、韓国の夜景や夜文化を楽しむ素晴らしい機会にもなります。ここでは、気温を考慮した夜間の観光プランをご紹介します。

ソウルでの夜間観光の定番といえば、南山ソウルタワーです。ケーブルカーでタワーまでアクセスし、ソウルの夜景を一望できます。しかし、山の上にあるため夜間は特に冷え込みます。平均で市内より2〜3℃低く、風も強いため、厚手のコートやマフラーなど、しっかりとした防寒対策が必要です。タワー内は暖かいので、外での写真撮影を短時間にして、内部のカフェやレストランでゆっくり夜景を楽しむのもおすすめです。

市内の繁華街である明洞や東大門は、夜になっても多くの店が営業しているので、寒さをしのぎながらショッピングを楽しめます。特に東大門デザインプラザ(DDP)周辺は、建物のライトアップが美しく、屋内外を行き来しながら観光できるスポットです。また、東大門エリアの屋台街は深夜まで賑わっていますが、屋外での食事は冷えますので、カイロを持参したり、温かい韓国料理を選ぶと良いでしょう。

釜山では、広安大橋や釜山タワーなどのライトアップが美しいスポットがあります。特に海沿いの広安里ビーチ周辺は夜景が素晴らしいのですが、海風が強く冷えるため、風を通しにくいアウターが必須です。地元の人々も愛する海辺のカフェから夜景を楽しむのも良い方法です。

夜間の観光で個人的におすすめなのは、チムジルバン（韓国式サウナ）の利用です。一日の観光で冷えた体を温めるのに最適で、多くの施設は24時間営業しています。龍山のドラゴンヒルスパや新堂洞のシルロアムスパなどが有名です。韓国の若者たちの間では、夜のチムジルバンでリラックスするのが定番の過ごし方なんですよ。

また、寒さが気になる方には、ナイトショッピングが便利です。ロッテワールドモールやSTARFIELD COEXなどの大型ショッピングモールは夜遅くまで営業しており、暖かい室内で買い物やグルメを楽しめます。特にCOEXモール内のSTARFIELD図書館は夜の雰囲気も素敵で、写真スポットとしても人気です。

夜のローカル体験としては、屋内の居酒屋（ポチャン）やマッコリバーを訪れるのも良いでしょう。温かい料理と一緒に韓国の伝統酒を楽しむことができます。特に3月下旬は春の食材を使った季節限定メニューが登場することもあり、韓国の食文化を深く知る良い機会になります。

私が先日経験したのは、弘大(ホンデ)エリアでの夜の文化体験です。屋内のライブカフェやノレバン（カラオケ）、アートカフェなどを巡って暖かく過ごしながら、若者文化を堪能することができました。夜間も活気あふれる大学街は、寒さを忘れるほど楽しい体験ができると思いますよ！

韓国3月下旬気温と室内観光スポットの活用法

3月下旬の韓国旅行では、気温の変化に対応するために室内観光スポットを上手に活用することが大切です。思いがけない寒さや雨の日に備えて、いくつかの室内スポットを旅程に組み込んでおくと安心です。ここでは、各都市のおすすめ室内観光スポットとその活用法をご紹介します。

ソウルには数多くの博物館や美術館があり、悪天候の際の避難場所としても最適です。国立中央博物館は韓国最大の博物館で、古代から現代までの韓国の歴史と文化を一度に学べます。入場料も無料なので、気軽に立ち寄れますし、館内のカフェで休憩もできます。また、東大門デザインプラザ(DDP)には常設展や企画展が開催されており、建築自体も見応えがあります。

伝統文化に興味がある方には、国立古宮博物館や国立民俗博物館もおすすめです。特に国立古宮博物館は景福宮に隣接しているので、宮殿見学と合わせて訪れるのに便利です。もし宮殿見学中に天候が悪化しても、すぐに室内施設に移動できます。

買い物好きの方には、ロッテワールドモール、現代百貨店、新世界百貨店などの大型ショッピングモールがおすすめです。これらの施設は単なるショッピングだけでなく、フードコートやレストラン、時にはアート展示なども行われており、半日以上過ごすことも可能です。

釜山では、新世界センタムシティや釜山映画体験博物館などが雨の日プランとして人気です。特に釜山映画体験博物館は、毎年10月に開催される釜山国際映画祭の拠点でもあり、韓国映画の歴史や技術について学べる貴重なスポットです。

韓国旅行ならではの室内体験としては、伝統茶道体験や韓服（ハンボク）試着体験、キムチ作り教室などもあります。これらの体験プログラムは事前予約が必要な場合が多いですが、天候に左右されず楽しめる貴重な文化体験になります。私が参加した仁寺洞のハンボク体験では、2時間ほど韓服を着て古風な室内セットで写真撮影ができ、雨の日でも素敵な思い出になりました。

また、各都市の地下商店街も悪天候時の救世主です。明洞地下商店街やCOEX地下モールなどは、雨や寒さを気にせずショッピングを楽しめる上、地元の人々も多く利用する場所なので、韓国の日常生活も垣間見ることができます。

室内観光スポットを効果的に活用するコツは、その日の天気予報をチェックして、雨や気温の低下が予想される日には室内中心のプランに切り替えることです。韓国では「Naver Weather」や「KMA Weather」といった気象アプリが便利なので、旅行前にダウンロードしておくと良いでしょう。

韓国3月下旬気温に合わせた持ち物リスト

韓国3月下旬の旅行を快適に過ごすための持ち物リストをご紹介します。この時期の気温変化に対応できるよう、必要なアイテムをしっかり準備しておきましょう。

服装関連

• 重ね着できる薄手の長袖シャツやカットソー（3〜4枚）
• 薄手から中厚手のニットやセーター（2〜3枚）
• カーディガンやパーカー（脱ぎ着しやすいもの）
• 春用のジャケットやトレンチコート
• 薄手のダウンジャケットやダウンベスト（折りたたみ可能なものが便利）
• 長ズボン（ジーンズやチノパンなど）
• スカートの場合は厚手のタイツやレギンス
• 暖かい靴下（余分に持っていくと安心）
• 履き慣れた歩きやすい靴（防水機能があるとなお良い）
• 大判ストールやマフラー（風よけや寒さ対策に）
• 薄手の手袋（タッチスクリーン対応だと便利）
• ニット帽（朝晩の冷え込み対策に）

天候対策アイテム

• 折りたたみ傘（突然の雨対策）
• 軽量のレインコートやポンチョ
• 使い捨てカイロ（特に夜間観光の際に重宝）
• 日焼け止め（春の紫外線は意外と強い）
• リップクリーム（乾燥や風対策）
• マスク（黄砂や微細粉塵対策、衛生面でも安心）

便利グッズ

• モバイルバッテリー（スマホの天気アプリをこまめにチェック）
• 変換プラグ（韓国は日本と同じタイプが使えるが、海外製ホテルでは必要な場合も）
• 小さめのバックパックやショルダーバッグ（脱いだ上着を入れられる大きさ）
• 保温・保冷ボトル（温かい飲み物を持ち歩ける）
• 常備薬（気温差による体調不良対策）
• 乾燥対策のハンドクリームや化粧水スプレー

私の経験からの追加アドバイスとして、カバンの中にジップロックなどの防水バッグを数枚入れておくと、急な雨でスマホやカメラを保護できて便利です。また、韓国旅行中は地下鉄やバスなど公共交通機関を使うことが多いので、T-moneyカード（韓国の交通系ICカード）を事前に用意しておくと移動がスムーズです。

3月下旬の韓国旅行では、気温の変化に合わせて服装を調整できるよう、「取り入れる・取り外す」が簡単なアイテムを中心に準備すると良いでしょう。特に一日の行動プランに合わせて、朝は少し多めに着込み、日中は脱ぎやすく、夕方からは再び防寒対策ができるようにしておくのがポイントです！

「韓国旅行の持ち物完全ガイド2024！あとで後悔しない準備リスト」もまとめているので、合わせてご覧ください。

韓国3月下旬気温まとめ：快適な旅行のためのファイナルチェック

韓国3月下旬の気温は、冬から春への移行期で、日によって、また一日の中でも大きく変動します。ソウルでは日中10℃〜16℃、夜間2℃〜6℃程度、釜山などの南部では日中15℃〜18℃、夜間6℃〜10℃程度、済州島では日中15℃〜20℃、夜間8℃〜12℃程度が目安となります。これらの気温に合わせた旅行計画と準備が快適な韓国旅行の鍵となります。

この記事でご紹介した内容をまとめると、韓国3月下旬旅行の成功ポイントは以下の通りです：

1. 服装の重ね着：一日の寒暖差に対応できるよう、脱ぎ着しやすい服装を心がけること。特に朝晩は冷え込むので、暖かいアウターを用意する。
2. 地域ごとの気温差を考慮：ソウルと釜山、済州島では気温が異なるため、訪問先に合わせた服装を準備する。
3. 天候の変化に備える：春雨や風、黄砂などに対応できるよう、折りたたみ傘やマスクなどを用意する。
4. 室内外の観光スポットをバランスよく：天気予報をチェックして、悪天候時には室内観光スポットを活用する柔軟な計画を立てる。
5. 夜間の防寒対策：夜になると気温が下がるため、夜の観光には追加の防寒アイテム（カイロ、厚手のマフラーなど）を持参する。

個人的な経験から言えば、3月下旬の韓国旅行はむしろオススメの時期です。冬の厳しい寒さは和らぎ、夏の猛暑や観光シーズンの混雑前で、比較的静かに観光を楽しめます。特に桜や春の花々が咲き始める南部地方は、この時期ならではの美しさがあります。

最後に、韓国旅行を計画されている方へのアドバイスとして、出発前には最新の天気予報をチェックし、気温の変化に対応できるよう柔軟な旅程と服装準備をしておくことをおすすめします。そして何より、天候に左右されすぎず、韓国の文化や食、人々との交流を楽しむ心の余裕を持つことが、最高の旅の思い出につながると思います。

「안녕히 가세요（アンニョンヒ ガセヨ）！」素敵な韓国旅行になりますように！