韓国旅行を計画中の方なら、「ソウルと釜山、どちらに行くべきか」という選択に悩むことがあるでしょう。
首都のソウルと第二の都市・釜山は、どちらも魅力的ですが、雰囲気も観光スポットも異なります。
私自身、初めて韓国に行く際は「どっちにしよう?」とかなり迷いました!
今回は、韓国旅行で人気の二大都市「ソウル」と「釜山」の特徴や違いを徹底比較し、あなたの旅行プランに役立つ情報をお届けします。
※最新の情報と異なることもあるのでご了承ください
- ソウルと釜山の基本情報と特徴
- 両都市の距離と移動方法
- 気候や物価の違い
- 観光スポットの特徴
- 初めての韓国旅行にはどちらがおすすめか
韓国 旅行 釜山 ソウル どっちが都会?両都市の基本特徴

韓国の二大都市、ソウルと釜山。まずは両都市の基本的な特徴から見ていきましょう。結論からいうと、都会度ではソウルの方が上ですが、釜山にも釜山ならではの魅力があります。
ソウルの都市としての特徴
ソウルは韓国の首都であり、人口約1,000万人の大都市です。韓国の政治・経済・文化の中心地で、高層ビルが立ち並ぶ現代的な街並みがあります。江南(カンナム)エリアは韓国を代表する高級ショッピングエリアで、PSYの「江南スタイル」で世界的に有名になりました。
一方で景福宮や昌徳宮などの歴史的建造物も多く、近代と伝統が見事に融合しています。仁寺洞(インサドン)や北村韓屋村といった伝統的な街並みも人気の観光スポットです。
交通網も非常に発達しており、地下鉄は9路線以上が張り巡らされ、バスも含めて公共交通機関でほとんどの場所にアクセスできます。夜景も美しく、南山ソウルタワーからの眺めは特に有名です。
釜山の都市としての特徴
釜山は韓国第二の都市で、人口約340万人。韓国最大の港町であり、海に面した立地が特徴的です。海雲台(ヘウンデ)ビーチや広安里(クァンアンリ)ビーチなど、美しい海岸線を持つリゾート的な側面があります。
ソウルと比べるとやや都会度は劣りますが、繁華街の西面(ソミョン)エリアは若者で賑わう活気ある街です。高層ビルもありますが、ソウルほど密集していません。釜山タワーからの眺めは、海と山と都市が織りなす独特の景観を楽しめます。
釜山は「映画の街」としても知られ、毎年「釜山国際映画祭」が開催されます。また、甘川文化村のようなカラフルな壁画村や、国際市場、チャガルチ市場など活気あふれる市場も多く、庶民的な雰囲気を味わえます。
都会度の比較:日本の都市に例えるなら
「ソウル釜山 日本で言うと」という検索キーワードもありますが、日本の都市に例えるなら、ソウルは東京、釜山は大阪や神戸を合わせたようなイメージです。
ソウルは東京のように洗練された大都会で、あらゆる最新トレンドの発信地。一方、釜山は港町である神戸の雰囲気と、庶民的で活気のある大阪の特徴を併せ持っています。
私が両方の都市を訪れた印象では、ソウルは都会的で少し忙しない感じ、釜山はのんびりとした海の街という違いがありました。「どちらが都会か」という問いには間違いなくソウルですが、「どちらが楽しいか」は好みによって分かれるでしょうね!
釜山とソウルの移動距離と方法
釜山とソウルの距離は直線距離で約325km、KTX(韓国高速鉄道)を利用した場合の移動距離は約417kmとなります。東京-名古屋間とほぼ同じ距離です。
両都市間の移動手段は主に以下の3つです:
- KTX(高速鉄道):最も便利で人気の移動手段です。所要時間は約2時間30分~3時間で、運行本数も多いのが魅力。料金は一般席で約59,800ウォン(約6,000円)程度です。
- 高速バス:KTXより安価で、所要時間は4時間30分~5時間程度。料金は約34,000ウォン(約3,400円)からとなります。
- 国内線飛行機:最も速く約1時間で到着しますが、空港へのアクセス時間を含めると必ずしも短時間とは限りません。料金も時期によって変動が大きいです。
実際に私が行った時は、KTXを利用しましたが、車窓から韓国の田園風景を眺めながらの移動はとても快適でした。日本の新幹線に近い感覚なのに安く利用できおすすめです!
韓国 旅行 釜山 ソウル どっちを選ぶ?詳細比較
ソウルと釜山、どちらを選ぶべきか。ここからはより詳細に両都市を比較していきます。気候や物価、観光スポットなど、旅行計画を立てる上で役立つポイントをご紹介します。
釜山 ソウル どっちが寒い?気候の違い
韓国は四季がはっきりしている国ですが、ソウルと釜山では気候に若干の違いがあります。
ソウルは内陸部に位置するため、夏は蒸し暑く、冬は非常に寒くなります。冬の平均気温は氷点下を下回ることもあり、雪も降ります。夏は30℃を超える日が続き、湿度も高めです。
一方、釜山は海に面しているため、海洋性気候の影響を受けます。ソウルに比べて冬は5℃ほど暖かく、夏はやや涼しい傾向にあります。冬でもめったに氷点下にはならず、雪もソウルより少ないです。
季節別に見ると:
- 春(3月~5月):両都市とも過ごしやすく、桜や春の花々が美しい季節です。
- 夏(6月~8月):両都市とも暑いですが、釜山ではビーチで涼むことができます。
- 秋(9月~11月):紅葉が美しく、最も観光に適した季節です。
- 冬(12月~2月):ソウルは寒さが厳しいですが、釜山はやや穏やかです。
韓国旅行を冬に計画しているなら、気候面では釜山の方が過ごしやすいと言えるでしょう。私が冬に両方訪れた時は、ソウルではダウンジャケットが必須でしたが、釜山では少し厚手のコートで十分だった記憶があります!
ソウルと釜山の物価比較
「ソウルと釜山 物価」で調べる方も多いようですが、一般的にはソウルの方が釜山より物価が高い傾向にあります。
宿泊費:ソウルの中心部(明洞、東大門など)のホテルは釜山より2割程度高いことが多いです。特に高級ホテルや人気エリアではその差が顕著です。
食事:一般的な食事は両都市とも似た価格帯ですが、ソウルの人気レストランや江南エリアではかなり高額になることも。釜山では海鮮料理が比較的リーズナブルに楽しめます。
交通費:地下鉄やバスの料金はほぼ同じで、初乗り料金は1,250~1,350ウォン(約125~135円)程度です。タクシーも基本料金は同程度ですが、ソウルの方が渋滞で料金が高くなることがあります。
ショッピング:ブランド品や最新ファッションアイテムはソウルの方が品揃えが豊富ですが、価格も若干高め。釜山の南浦洞(ナンポドン)国際市場などではリーズナブルな買い物が楽しめます。
私の経験では、同じクオリティのホテルに泊まって同じように食事をした場合、ソウルの方が1日あたり2,000~3,000円ほど出費が多くなりました。でもその分、ソウルの方がショッピングの選択肢は豊富だったので、目的によって選ぶといいですね!
ソウル観光の魅力とスポット
ソウルは韓国の首都として、伝統と革新が融合した多彩な観光スポットがあります。
歴史・文化スポット:
- 景福宮(キョンボックン):朝鮮王朝の正宮で、広大な敷地に美しい伝統建築が並びます
- 昌徳宮(チャンドックン):世界遺産に登録された美しい庭園が特徴的
- 北村韓屋村:伝統的な韓国家屋が立ち並ぶ歴史地区
- 国立中央博物館:韓国の歴史と文化を学べる大規模博物館
ショッピング・グルメエリア:
- 明洞(ミョンドン):若者に人気のショッピングエリア
- 東大門(トンデムン):24時間営業の市場やショッピングモールがある
- 弘大(ホンデ):アート、カフェ、クラブなど若者文化の中心地
- 新沙洞(シンサドン):おしゃれなカフェやブティックが集まるエリア
現代的スポット:
- 南山ソウルタワー:ソウルを一望できる展望台
- 漢江(ハンガン)公園:市民の憩いの場で、クルーズも楽しめる
- スターフィールドCOEX:大型ショッピングモールと「星空図書館」が人気
ソウル観光の魅力は、地下鉄一本で伝統的な宮殿から最先端のショッピングモールまで、全く異なる雰囲気を楽しめることです。コスメやK-POPグッズ、最新ファッションを求める方には特におすすめです!
釜山観光の見どころとスポット
釜山は海に面した地形を活かした観光スポットが多く、ソウルとは異なる魅力があります。
ビーチ・自然スポット:
- 海雲台ビーチ:釜山を代表する美しい砂浜
- 広安里ビーチ:夜景が美しく、広安大橋のライトアップが見事
- 太宗台:断崖絶壁から広がる雄大な海の景色
- 冬柏島(トンベクソム):ヨットハーバーが美しい小島
文化・歴史スポット:
- 甘川文化村:カラフルな壁画で彩られた丘の上の村
- 釜山タワー:釜山の街と港を一望できる展望台
- 梵魚寺(ポモサ):歴史ある寺院で、山の中にあり自然も楽しめる
- 国立海洋博物館:海洋国家韓国の歴史を学べる
市場・グルメスポット:
- チャガルチ市場:韓国最大の魚市場
- 国際市場(クッチェシジャン):映画「国際市場で逢いましょう」の舞台
- 西面(ソミョン):若者で賑わうショッピング・グルメエリア
- 南浦洞:ショッピングとグルメが楽しめるエリア
釜山観光の魅力は、海と山に囲まれた自然と都市が調和している点です。新鮮な海産物が食べられるのも大きな魅力!私が釜山を訪れた時は、チャガルチ市場で朝獲れの刺身を食べましたが、日本とはまた違う味わいで本当に美味しかったです。
釜山 つまらないという評判について
「釜山 つまらない」という「釜山 つまらない」という検索キーワードもありますが、この評判について少し考察してみましょう。
実際には、釜山が「つまらない」と感じるかどうかは、旅行者の期待値や好みによって大きく異なります。ソウルに比べてショッピングの選択肢が少ない点や、K-POP関連施設が少ない点を物足りなく感じる方はいるかもしれません。
しかし、釜山には以下のような独自の魅力があります:
- 海岸線に沿った景観や海の幸を楽しめる
- 市場文化が活気に満ちていて地元の雰囲気を味わえる
- ソウルより混雑が少なく、ゆったりと観光できる
- 山と海に囲まれた自然環境と都市が共存している
私の経験からすると、「釜山はつまらない」という意見は、短時間の滞在や主要観光スポットだけを巡った場合に生じやすいと感じます。釜山の魅力は、海辺でのんびり過ごしたり、ローカル市場で地元の人々と交流したりするような「ゆったりとした時間」にあると思います。
また、釜山は日本から近く、九州からはフェリーでも行けるため、韓国初心者の方にとっては入門としても良い都市です。個人的には、「釜山つまらない」という評判は少し勿体ないと感じます!
ソウルから釜山への旅行プラン
「ソウルから釜山」への移動を検討している方へ、実際の旅程プランを考えてみました。
3泊4日プラン例:
1日目:ソウル観光(景福宮、明洞、南山ソウルタワー)
2日目:午前中にKTXでソウルから釜山へ移動(2時間半)、午後は海雲台ビーチと広安里エリア散策
3日目:釜山終日観光(甘川文化村、チャガルチ市場、南浦洞)
4日目:釜山半日観光後、帰国
KTX予約のコツ:
- 公式サイト「KORAIL」または「Rail Plus」で予約可能
- 人気時間帯(朝9時~11時)は2週間前までに予約することをおすすめ
- 駅でも当日券を購入できますが、満席の場合もあり
荷物について:
大きなスーツケースがある場合、KTXの車内は収納スペースが限られているため、事前にホテルに荷物を預けておくか、駅のコインロッカーを利用すると便利です。
ソウルと釜山、両方の都市を楽しみたい方には、このような「ソウル+釜山」の組み合わせプランがおすすめです。個人的には、韓国滞在が5日以上なら、両都市を訪れる価値は十分にあると思います!都市の雰囲気がかなり異なるので、韓国の多様な側面を体験できますよ。
ソウル釜山 特徴を踏まえた旅行選びのポイント
ソウルと釜山、どちらを選ぶべきか。それぞれの特徴を踏まえ、旅行者のタイプ別におすすめを紹介します。
ソウルがおすすめの人:
- ショッピングやK-POP関連の体験を重視する方
- 伝統と最先端が融合した大都市の雰囲気を楽しみたい方
- 韓国料理の多様性を味わいたい方
- ナイトライフやエンターテイメントを楽しみたい方
- 韓国の歴史・伝統文化に興味がある方
釜山がおすすめの人:
- 海や自然が好きな方
- 少しゆったりとした旅行がしたい方
- 海鮮料理を楽しみたい方
- 地元の市場文化に触れたい方
- 混雑を避けたい方
- 比較的予算を抑えて旅行したい方
初めての韓国旅行なら:
初めて韓国を訪れる方は、まずソウルを選ぶことが多いです。首都であり、観光インフラが整っているためです。ただし、日本から近い釜山も初心者には入りやすい都市です。
私自身の経験からすると、4日以内の短期旅行ならどちらか一方に絞った方が充実した時間を過ごせます。5日以上あれば、ソウルと釜山の両方を訪れる「欲張りプラン」も十分可能ですよ!
韓国 旅行 釜山 ソウル どっちがおすすめ?まとめ
韓国旅行で「釜山 ソウル どっち」を選ぶかは、あなたの旅行スタイルや好みによって変わってきます。ここで最終的なまとめをしておきましょう。
ソウルの魅力:
- 韓国の首都として多彩な観光スポットがある
- ショッピング、K-POP、エンタメなど選択肢が豊富
- 伝統的な宮殿や近代的な都市景観が共存
- 交通網が発達しており、移動が便利
釜山の魅力:
- 美しい海岸線と自然環境がある
- 地元の市場文化を楽しめる
- 比較的物価が安め
- ソウルに比べて混雑が少ない
- 海鮮料理が新鮮で美味しい
両都市を訪れた経験から言えることは、どちらも素晴らしい都市であり、「つまらない」ということはないということです。あなたの旅行目的や好みに合わせて選ぶのがベストでしょう。
もし迷っているなら、最初の韓国旅行はソウルを選び、次回は釜山、あるいは両方を組み合わせたプランを検討してみてはいかがでしょうか。私自身、最初はソウル一都市のみの旅行でしたが、2回目は欲張ってソウルと釜山両方を訪れました。全く異なる魅力を持つ両都市を体験できたことで、韓国への理解が深まったように感じます!
最後に、どちらを選んでも、現地の人々との触れ合いを大切にすれば、きっと素晴らしい韓国旅行になるはずです。한국 여행 즐겁게 보내세요!(韓国旅行、楽しんでください!)
コメント